航海士から船長、そして社長に!!

おはようございます。
まだまだ、肌寒い季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
内航船に乗船中(船員として)の事務局の畑本です。

先週、たまたま神戸での荷役時間が長かったため、お世話になっている神戸大学海事科学部のとある研究室の卒業パーティーに参加してきました。
今年、その研究室からは、卒業生6名中5人が船の道へと進んでいき、パーティーでは、それぞれが抱負を述べました。
教授から、10年後、20年後、30年後の将来像について述べよと言われ、それぞれ将来の自分について語っていました。
中でも、K君は、「将来は、海外駐在員を経験し、30年後には、社長に!!」と力強く発表しておりました。
30年後、おじさん(私)が生きているか分かりませんが、楽しみな抱負でした。

しかし、自分を振り返ってみると、特に将来の目標もなく、とりあえず、親に負担を掛けないよう早く就職することだけを考えていました。漠然と船乗りになって、1度は、船員という世界から足を洗ったものの、再び今、船乗りをやっております。
こうしてみると、結構、昔からこの世界が自分の居場所であると分かっていたのかなと、最近考えております。

これから船乗りになる若者のどれだけがしっかりした夢を持って船の世界に足を踏み入れるかは分かりませんが、出来るだけ多くの若者が海事の世界に残って、日本の海事産業を支えてくれることを祈っています。
そのためには、船員になる若者が怪我をせず、安全に業務を遂行できる船舶の環境づくりを行う必要があると考えられます。

当協会でも、内航船員が安全で業務を遂行できるようどのような船舶管理を行うべきか、考えていきたいと思います。

事務局担当理事 畑本

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