おはようございます。
本日は、当協会の設立当初からのメンバーの安全活動についてご紹介します。
記事の題名から分かりますでしょうか。
日々、安全の尊さを訴え続ける船舶管理会社の社長のお話です。
本日ご紹介するのは、広島市内にある、株式会社広島シッピングという会社です。
社長を務めていらっしゃる旗手安夫氏は、平日、毎朝、船へFAX通信を送っています。
雨の日も風の日も。
旗手社長は、幼い日、不幸にもお母様と海難事故に遭いました。
その際、幼い旗手社長をかばい、お母様は・・・
現在、船へ送るFAX通信には、旗手社長の安全への強い思いが込められています。
船員の家族には、同じように家族を失う悲しみを経験してほしくないという。
日々何気なく過ごしていると、なかなか安全に対する有難味が感じられず、安全の重要性に対する意識が薄れてしまう。
日々、うるさいほど安全運航に気を付けるように訴え続けることによって、少しでも安全に対する意識付けを行っているのだと思います。
「安全文化」という言葉がありますが、旗手社長のような活動が徐々に社内に浸透し、やがて文化と呼べるほどの深さと広さをもって根付いていくのだと思われます。
安全文化の醸成は、一日にしてならず!!!ですね。
文責:事務局 畑本