『経済のグローバリゼーション競争原理の導入』,木村信孝,海運,No.897,pp.18-20,2002.6.
どちらかといえば、今後の展望を記している。
内航海運業界も従来どおりの船まかせの時代から、船陸一体となってコスト管理を実践する総力戦の時代に突入したのである。
外航海運で古くから導入されてきた船舶管理会社による船舶管理手法が内航海運でも最近話題になってきたのは、前述のとおりISMコードの導入等荷主からのグローバルスタンダードでの輸送品質の要求、競争原理の強化による運航コストの削減圧力等、昔外航海運が辿った道を現在内航海運が歩んでいる証拠である。