安定・効率輸送協議会
概要
内航海運は、国内貨物輸送の44%、産業基礎物資輸送の約8割を担う我が国の基幹的輸送インフラであるが、一方で、船舶と船員の2つの高齢化や中小企業が99.6%を占め、事業基盤が脆弱である等の様々な構造的課題を抱えている。
こうした状況の下、「内航未来創造プラン」(平成29年6月とりまとめ)において、荷主企業、内航海運業者の間での課題の共有・意思疎通等の連携を一層強化していくことが必要であるとされた。
このため、様々な構造的課題を共有し、中長期的視野に立って取り組んでいく場として、荷主企業、内航海運業者、行政から構成される「安定・効率輸送協議会」を設置・開催している。
また、産業基礎物資の輸送品目ごと(鉄鋼、石油製品、石油化学製品)の3つの部会を設置し、安定・効率輸送協議会で議論された課題や意見について、それぞれの部会において、具体的な議論をするべく、会合を開催している。