カラーチェックを御存知ですか?
部品などに生じた目で確認できない小さなクラックを発見するための非破壊検査のひとつです。
やり方は簡単。
まず、検査したい部分の油分や汚れを綺麗に落とします。
その上で、洗浄液でさらに綺麗にします。
次に、洗浄液が乾いたら、浸透液(赤)をスプレーし、染み込ませます。
染み込ませる時間は、説明書に従ってください。
浸透液が染み込んだら、洗浄液を染み込ませたウエスで表面を綺麗にして、浸透液をふき取ります。
浸透液を綺麗にふき取ったら、現像液をスプレーします。
もしクラックがあった場合、その部分から現像液が染み出してきます。
業者さんに頼まなくても船内で手軽に実施できるので、カラーチェックのセットは、常備することをお勧めします。
文責:畑本